歯の型取りの「オエッ」、もうありません3Dスキャナーの特徴


 

歯医者さんでこんな思いをしたこと、ありませんか?
「歯型を取る時に長時間、口を開けっぱなしにしていて、ホントに辛かった」
「歯型を取る粘土みたいなものを、ノドの方まで突っ込まれて、オエってなった」

それをしなくていい仕組みがあります、それが3Dスキャナー「トリオス」なのです。


 

3Dスキャナー「トリオス」の特徴3つ

実際には、どんなところが違うのでしょうか?
具体的なメリットを見ていきましょう!

 

1.オエっとならない

ノドの奥にモノを突っ込まれると「オエッ」となる・・・それは「嘔吐反射」という体が異物を感じた時に本能的に吐き出そうとする正常な生体の反応です。
印象(歯型を取る粘土)は異物ですから、そうなるのは仕方がありません。
でもそのために詰め物・かぶせ物の方が取れないのでは、治療が先に進みません。

3Dスキャナー「トリオス」は、歯型を取る粘土のような「印象」の代わりになります。
歯や歯ぐきの表面の写真を大量に撮ることで、そのデータを採取します。
直接ノドやベロに触らないので、オエっとなりません。

 

2.型取りの時間が短縮

従来の歯の型取りは、印象(歯型を取る粘土)が固まるまで口を開けたままにしなくてはなりませんでした。
前の方の歯ならまだいいですが、奥歯の型取りはかなり大きく口を開けて5~10分待たなくてはなりません。
それが3Dスキャナー「トリオス」なら「1分」で終了!
口を開けている時間が短いので、お口が疲れません。

 

3.型取りが今まで以上に「正確」

型取りをする粘土のようなものを「印象材」というのですが、つけて、外す、石膏を流し入れて固める、技工所へ運ぶ、という多くの段階を経なければならないため、多少の誤差が出てしまいます。
印象を外してから石膏を流し入れるまでの時間や、湿度によっても、精度が左右されます。

それが、3Dスキャナーはデジタルのデータなので劣化ナシです。
さらに精度もよくなります。

 

プチインタビュー

患者さん側からのメリットはわかりました。今度は先生側から3Dスキャナーのメリット教えてください!

ドクター側からの一番のメリットは、世界中どこの技工士さんにもお願いできるんですよ。
今までは、技工士さんに模型を取りに来てもらって、技工所に模型を持ち帰って、作って、持ってきてもらってたのです。
例えば、ドイツにうまい先生(歯科技工士さん)がいたら、ドイツに発注を掛けられるんですね。
データを送ったその日に作り始めて、出来上がったら送ってもらいます。
近い先生(歯科技工士さん)なら中一日で出来るそうです。
設計も「これ、どうでしょう?」という綿密なやり取りが携帯で出来るんですよ。
ラボサイドから「これどうでしょう?」と来たら「これ、こっちにズラして」という指示が僕から出せるんですね。
技工士さんは、沖縄の海にいてバカンスしていてもパソコン一台あればできるんです。
あとは、データを飛ばしてミリング(調整)したものを送ってくればいいだけなのです。
この仕組みは、これからの時代には絶対必要になってきます。
技工料が安い、出来上がる期間が短い、いいことづくめです。

それと、データが残っているので例えば「上物(かぶせ物)が割れちゃったよ」というときは、この患者さんのデータがあれば、すぐに僕が技工所に「すぐ作って」と電話し、出来上がってきます。
患者さんが医院に来た頃にはもうモノが出来ているので「交換」でいいんです。
3Dプリンタとミリングマシン(3Dプリンタで作ったものを調整する機械)によって全く同じものが出来ているのです。
データがあるので、全く同じ上物が何回でも作れます。
今までは、再度印象(いんしょう:歯の型取り)だったのが、型取りがなくて済むんです。
これで撮ります。

 

 

結構よく使います?

まず患者さんに知ってもらわなきゃならないので、よく使います。
例えば「噛み合わせが高い気がする」という場合、上下をコレで撮ります。
噛んだ時の状態を360度見られるし、噛み合わせの強いところを表示する事も出来るので「ここが強いですね」と削ると「あ、大丈夫になりました」ということもあります。

可視化、見える化できるということですね。確かに、噛み合わせは口を閉じた状態ですので、口を開けた状態では診られませんよね・・・。

空いた状態で撮って、カチンと噛ませます。
かぶせ物のクリアランスを見たり、あたりを見たり、厚みがどうか?などの設計が出来るんです。

 

勘だけじゃないんですね。私自身、詰め物を入れ直して、前と高さが変わって「しょうがないんです」って歯科医院で言われたことがあるんです。「え?しょうがないの?」と思ったんです。「前と全く同じものは作れません、慣れますから大丈夫です」と言われたことがあります。

撮ったままが映し出されます。
色も出るので、汚れも詰め物も映し出されます。
今後治療していくにあたって、はじめの状態を撮っておけば、いつでもはじめの状態が見れるんですね。
あとで「噛み合わせおかしくなっちゃった」というときに、前の状態と今の状態を比較すればどこがおかしいか?が分かるじゃないですか。
「前は、前歯と前歯、噛んでたよね、でも今は噛まない。」という場合も「じゃあ、ここが当たるまで調整しなきゃダメなんだ」前のデータがあれば見られます。
ぜひ一度、体感してもらいたないと思います。

 

いかがでしたでしょうか?
快適に歯型が取れる上に、正確であるというのは強み以外の何物でもありません。
歯科業界の技術もIT技術を取り入れることによって日進月歩で進んでいます。
「実際に撮ってみたい!」
是非お気軽にお申し出ください。