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こんにちは にじいろ歯科クリニック管理栄養士です。
夏休み期間は 小さなお子さんがご家族一緒に朝から賑やかに通ってくださっています。
さて、この夏休み期間は、暑さで食欲が落ちたり、そうめんやパンなど「のど越しの良い柔らかいメニュー」が増えがちになりますが・・・
「最近の子は顔が小さくてスタイルが良いけれど、歯並びがガタガタになりやすい気がする…」
「歯医者さんで『アゴが小さくて永久歯が入るスペースが足りないね』と言われてしまった…」
そんなお悩みを抱える親御さんも増えています。
前回のコラムでは、骨や歯を育てる材料として必要な栄養(ビタミンA・D・亜鉛など)のお話をしました。
しかし、実はせっかく栄養という「材料」が体内に揃っていても それだけではアゴの骨は大きく頑丈には育ちません。
今回は、アゴの骨をぐんぐん広げるために不可欠な「噛む刺激」についてご紹介します。
この細胞たちは、ただ栄養が流れてくるのを待っているだけでは動きません。 「頑丈で広い骨を作る!」と動き出すためには、外からの「物理的な刺激」が必要です。
そのサインこそが、食べものをギューッと噛むことで生まれる「噛む圧 」です。
➔ アゴの骨に衝撃が伝わる➔ 骨のセンサーが反応して「もっと広いスペースにして、頑丈に補強しなきゃ!」と細胞が活発に骨を作り始める。
➔ 骨のセンサーが動かず、「ここはそんなに頑丈にしなくても大丈夫そうだな」とコンパクトなアゴのまま成長が止まってしまいます。
特に、現代の食事は、うどん、ハンバーグ、パンなど柔らかくて美味しいものが溢れています。 そのため、栄養はあっても「骨を育てるセンサーへの刺激」が圧倒的に不足し、結果としてアゴが小さく育ってしまうのです。
アゴの骨は、噛んだ時の圧力を感じると小さな電気信号を発します。 これが骨を作る細胞を呼び寄せるアラームになります。
① カミカミの刺激がアゴの骨に届く ② 骨のセンサーが反応して、骨を作る細胞が集まってくる ③ アゴの骨が横にも前にも広がり、永久歯がきれいに並ぶ「広い土台」が完成する!
つまり、噛むことは単に食べものを細かくするだけでなく、
「自分の力でキレイな歯並びのスペースを切り開くトレーニング」になります。
いきなり「固いものばかり食べさせなきゃ!」と無理をする必要はありません。 毎日の工夫で、噛む回数は自然と増やせます。
カレーやスープの具材を少し大きめに切るだけで、自然と噛む回数がアップします。
小魚アーモンド、干しいも、するめ、焼きとうもろこし、 りんごの丸かじりなど、前歯と奥歯をしっかり使うおやつが効果的です。
夏に美味しい「きゅうり棒」は特におすすめです!
口の中に食べものがある状態で、お茶やお汁で流し込むクセをなくし 「飲み込んでから飲む」を意識してみましょう。
【毎日のいただきます ごちそうさまで、未来のきれいな笑顔を】 アゴの発育は、永久歯が生えそろう前の「幼少期〜小学生の時期」が最も黄金期。
「しっかり噛んで、栄養を全身に巡らせる」
この毎日の小さな積み重ねが、お子さまの将来のきれいな歯並びと、全身の健康を支える一番のプレゼントになります。
「うちの子のアゴの成長具合はどうかな?」「どんな食事の工夫が良い?」など、気になることがあれは、いつでもスタッフにお声がけくださいね。